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珠数の素材の種類について
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お数珠の素材には多種多様のものがありますが、初めて数珠を購入されるお客様に「どのような素材の数珠を持てばいいですか?」と質問されることがあります。 古い仏教文献では七宝(しっぽう)といわれる金・銀・水晶・瑠璃石(ラピス)・シャコ貝・瑪瑙・珊瑚などは功徳が良いとされますが(文献によっては一部違いがありますが・・)この限りではありません。お釈迦様のお話に出てくる無楼子や高僧に由縁のある菩提樹の実、琥珀、香木、様々な貴石など現在では本当に沢山の種類の素材を用いて数珠を制作しております。 今、現在には素材の中でも採取しにくくなってきているものがあります。たとえば、琥珀や珊瑚、シャコ貝や象牙・鼈甲などです。気づいていただけたかもしれませんが、琥珀は天然樹脂の化石ですから昔は石炭を採取するときに副産物のように手に入れることができました、この時代の流れの中に石炭で暖をとる国々が減少しています。もちろん国々が裕福になることは素晴らしいことですが、日本の炭坑も閉山したように石炭が必要にされることが減ってきたからです。故に石炭を採取する必要が少なくなった今では琥珀の採取量は年々減りつつあり、良質の天然琥珀は手に入れることが難しくなっています。 このように、お数珠になるものは多種多様でありますが、それぞれに共通して言えることは長い時間を経て育ってきたものを私たちは有難く数珠の素材として使わせていただいているということです。改めて自然の偉大さを感じますし、感謝の気持ちを込めて丁寧にひとつひとつ作らせていただくことを忘れてはならないと痛感しています。皆様の手にひとつ輪となる数珠、改めて大切にしようではありませんか・・・。
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